情報の取扱基準の中で,社外秘情報の持出しを禁じ,周知した上で,従業員に情報を不正に持ち出された場合に,“社外秘情報とは知らなかった”という言い訳をさせないことが目的の一つになっている対策はどれか。
情報セキュリティ管理
ア 権限がない従業員が文書にアクセスできないようにするペーパレス化
なぜ違う: ペーパーレス化だけではアクセス権限を制御できず,情報の管理レベルも明示できない。
イ 従業員との信頼関係の維持を目的にした職場環境の整備
なぜ違う: 職場環境の整備は内部不正の動機を減らす可能性はあるが,社外秘情報であることを明示する対策ではない。
ウ 従業員に対する電子メールの外部送信データ量の制限
なぜ違う: 大量送信の抑止にはなるが,持ち出した情報の管理レベルを従業員へ知らせる対策ではない。
エ 情報の管理レベルについてのラベル付け
正解: エ
文書やファイルに“社外秘”などのラベルを付けると,情報の機密性と取扱ルールが利用者に明示される。周知と組み合わせることで,従業員が管理レベルを知らなかったという状況を防ぎ,不正持出しへの抑止にもなる。
出典:令和6年度 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 公開問題 問2