全社的な推進体制でRPAを導入するときの留意点として,適切なものはどれか。

ストラテジ関連分野

各業務部門が連携して,RPAの対象業務に対して業務プロセス全体の可視化と業務プロセスの見直しを行った上で,RPAの導入を行う。
業務フローが固定的で画面の変更が少ない業務よりも,業務フローの変更や画面の変更が多い業務から優先的に導入する。

なぜ違う: 変更が多い業務ではロボットの改修が頻発する。固定的で変更が少ない業務の方がRPAに適している。

情報システム部門や他部門との連携は行わずに,個々の業務部門が主導して,RPAツールの選定,ソフトウェアロボットの作成,活用及び運用を推進する。

なぜ違う: 部門ごとに独立して進めると,統制不足,重複投資,属人化などを招くため,全社的な連携と管理が必要である。

ルール化された処理や繰返し処理が多い業務よりも,例外処理が多い業務や条件が複雑な業務に対して,優先的にRPAの導入を行う。

なぜ違う: RPAは定型的で繰返しの多い業務に向く。例外や複雑な判断が多い業務は自動化しにくい。

正解: ア

全社でRPAを導入する場合,部門間の連携を取り,現行業務を可視化して不要な作業や重複を見直してから自動化することが重要である。ルールが明確で繰返しが多く,画面や手順の変更が少ない業務がRPAに適している。

出典:令和6年度 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 公開問題 問11