システムの信頼性指標であるRASISの,安全性を除く四つに関する記述のうち,適切なものはどれか。
マネジメント関連分野
ア Rの信頼性は,システムのMTBFによって表す。
イ Aの可用性は,システムが稼働している時間の平均値によって表す。
なぜ違う: 可用性は必要なときに利用できる度合いで,MTBFとMTTRから求める稼働率などで表す。単なる稼働時間の平均ではない。
ウ Sの保守性は,システムの稼働率によって表す。
なぜ違う: 保守性は修理・復旧のしやすさで,MTTRなどが代表指標である。稼働率は可用性の指標である。
エ Iの完全性は,システムの故障率によって表す。
なぜ違う: 完全性はデータや処理が正確で改ざんされていない性質であり,故障率で表すものではない。
正解: ア
RASISはReliability(信頼性),Availability(可用性),Serviceability(保守性),Integrity(完全性),Security(安全性)の頭文字である。信頼性は故障せず動作する度合いで,MTBFが代表的な指標となる。
出典:令和7年度 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 公開問題 問10