情報セキュリティのリスクマネジメントにおける残留リスクに関する記述のうち,適切なものはどれか。

情報セキュリティ管理

経営者の意思決定に従って保有したリスクは,残留リスクに含まれない。

なぜ違う: リスク保有を選択したリスクも組織に残るため,残留リスクから除外されるとはいえない。

特定されていないリスクは,残留リスクに含まれない。

なぜ違う: 未特定であることを理由に,組織に残るリスクが存在しないことにはならない。残留リスクの説明として不適切である。

リスク対応を行った後に残るリスクは,残留リスクである。
リスクを生じさせる活動を継続しないという決定によって回避したリスクは,残留リスクである。

なぜ違う: 活動を行わないことで回避したリスクは,その活動から生じる対応後の残留リスクとは区別される。

正解: ウ

リスク対応によってリスクを低減,移転,回避などしても,完全には除去できずに残る場合がある。この対応後に残るリスクを残留リスクという。残留リスクが組織の受容基準内かを評価し,必要なら追加対応を検討する。

出典:令和8年度 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 公開問題 問1