情報セキュリティでの脆弱性の検出に用いられるホワイトボックステストに該当するものはどれか。

情報セキュリティ対策

検査対象のソフトウェア製品に対して,外部仕様を基に,問題を引き起こしそうなデータを大量に送り込み,その応答や挙動を監視することによって脆弱性を検出する。

なぜ違う: 外部仕様と挙動を基にするファジングの説明であり,内部構造を利用するホワイトボックステストではない。

検査対象のネットワークに対して,ネットワークの構成図や機器名などの情報を得ずに,TCP/IPに係る既知の脆弱性を攻撃し,実際に侵入できるかどうかを確認することによって脆弱性を検出する。

なぜ違う: 内部情報を得ずに外部から侵入可能性を確認しており,ブラックボックス型の検査である。

検査対象のプログラムの内部構造及び内部仕様を基に,脆弱性の可能性がある箇所の処理で使われる入力値を変化させて実行することによって脆弱性を検出する。
検査対象のプログラムの内部仕様を参照せずに,変数領域のあふれを見つけ出すツールを利用して,バッファオーバフローの脆弱性を検出する。

なぜ違う: 内部仕様を参照しない検査であるため,ホワイトボックステストの説明には当たらない。

正解: ウ

ホワイトボックステストは,プログラムの内部構造,ロジック,仕様などを把握した上で,経路や入力値を設計して検査する。内部情報を使わず外部から挙動を確認するブラックボックステストと対比される。

出典:令和8年度 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 公開問題 問5